2019年6月1日、人気シリーズの「ペガサス」からナイキ エア ズーム ペガサス 36が発売されました。
ペガサスファンの私は発売日に即買いし、さっそく履いてみました。今回はレビューしていきます。
※ちなみに、私が履いたことのあるペガサスシリーズは、33、34、ターボです。
完璧なペガサスがさらに軽量化
この質問は、答えるのがけっこう難しいです。。
というのも、何か大きな特徴があるわけではなく、トータルのバランスが最高だからです。
ナイキのヴェイパーフライやアシックスのメタライドのように、ひと目でわかる革新性はありません。履いたときの感動やワクワク感もありません。
ペガサス36を履いたときも、特に感動はありませんでした。
しかし、36年にわたって試行錯誤された、反発力とクッションの完璧なバランスがあります。使いつづけることで、この靴のスゴさに気付くのだと思います。
サブ4レベルのレースシューズに最適
私はハーフの自己ベスト1:38:36 をペガサス33で出しました。
色々試しましたが、ギリサブ4レベルの私にとっては、ペガサスが一番タイムが出やすいのです。
ズームフライやルナグライドではどうも結果が出ません。
ルナグライドだとちょっとソールが柔らかすぎ。
でもズームフライだとどこか安定せず、長い距離はしんどい。
そんな方にはペガサス36はぴったりです。
ペガサス 36の重さ
ペガサス 36の重量は254グラム(メンズ27cm)です。
ペガサス 35の重量は261グラム(メンズ27cm)なので、7gほど軽量化されています。
スリムなシュータンでもフィット感は抜群
36からシュータンが短く、そして薄い素材になっています。
こちらを見ればわかるように、ペガサス36のシュータンはズームフライとほぼ同じになっているのです。
この改良により、27cmで261gから254gまで軽量化に成功しています。
心配なのはフィット感の低下ですが、履いてみた感想としてはフィット感はまったく問題なしです。 一番上のシューレースホールも使えば、さらにフィット感は高められます。
キーカラーのグリーンが好きすぎる
このグリーン、上品で爽やかで、めちゃくちゃ気に入っています。
キービジュアルで見るより実物はもう少し白っぽい印象でした。
今年4月にお披露目されたな最上位モデル・ヴェイパーフライ ネクスト%と統一性を持たせたカラーリングとなっています。
グリーンはインパクトもありつつ落ち着いたカラーリングなので、がんばれば普段履きもできるレベルです。
私は買っていませんが、このガムソール風のブラックなどは普段履きに使いやすそうですね。
余談ですが、こんなところにもスウッシュが入っていました。
防水性は大丈夫?通気性の代償?
ペガサス36のアッパーをよく見ると、一部素材が薄くなっている「通気孔」があることがわかります。
この通気孔により、通気性がアップしています。
そこで気になるのが、通気孔から水が入ってくるんじゃないかということ。
まだ雨天で試したことがないのでわかりませんが、おそらく雨はじゃんじゃん入ってくると思います。
通気性と防水性が逆の性質であることは一般的な事実です。
ただし、アッパー素材が薄くなったということは、水を吸い込む量も減るということ。したがって、水を吸ってシューズが重たくなることも避けられます。
たとえばヴェイパーフライ エリート フライプリントは、湿気を吸い込まない素材を採用しています。
確かに練習用シューズとしては防水性の低さは欠点となりますが、レース時にはプラスに働くこともあるでしょう。
まとめ
36年続くベストセラーだけあって、本当に安心感があります。
車でいうとプリウスに似ており、機能、デザインともに万人受けする王道ポジションです。
スポーツショップの店員も、迷ったらペガサスをお勧めしていると聞いたことがあります。
みなさんもぜひ、ペガサス36を履いてみてください!
たぶん、最初は「まあまあかな」という程度ですが、最終的には欠かせない相棒になっているはずです。
YouTube動画もアップしました。よろしければご覧ください。