あっという間に普及したワイヤレスイヤホンのAirPods(エアポッド、エアポッズ)ですが、
- ランニング中にも使えるの?
- 走っていると耳から落ちるのでは?
という疑問を持つ方も多いでしょう。
そこで今回は、市民ランナーの私がAirPodsの使い心地をレビューしてみます。
AirPodsの使用感① 夏は少し蒸れる
9月ごろにAirPodsを装着して走ったところ、最高品質のAirPodsといえども、夏はやっぱり蒸れて不快感がありました。
耳の中がかゆくなって、AirPodsが気になって触ってしまって、Siriが起動して音楽が中断してしまったりとか…。
ただし、以前一瞬だけ使っていた、3000円程度の「SoundPEATS」よりは、圧倒的にストレスフリーな装着感です。多分、発汗量が少なくなる冬であれば、誰でも違和感なく付けれるようになると思います。
▼SoundPEATS
AirPodsの使用感② 落ちない
AirPodsで走る前に、一番気がかりだったのは「落ちないか」という点でした。最初は恐る恐る走っていましたが、結論、大丈夫っぽいです。
AirPodsは耳に軽く乗っているだけで、「これで大丈夫?」と不安になるのですが、絶妙な感じで耳に引っかかってくれて、首を振っても、落ちそうで落ちません。他の方のレビューを見ても、落ちた方はほとんどいないようです。
ただ信号待ちなどで、ちょっと耳がかゆくなってAirPodsを外すとき、汗で濡れた手や寒さでかじかんだ手で触るわけですから、手から滑り落ちる危険性はあるなと思います。
落として、コロコロ転がって、側溝に落ちる…なんていう悲劇も考えられます。
AirPodsの使用感③ 音が聞き取りづらい
これもAirPodsに限らず、イヤホン全体に言えることですが、走っているときは音が聞き取りづらいです。
ある程度のスピードで、風を切るように走っている場合、どうしても風の音が入り込みます。都市の交通量が多いコースだと、車の音も入ってしまいます。
ただし、ご安心ください。AirPodsの場合、MAXに近い音量にすると普段通りの感じで音楽を楽しめます。
さらに、最近発売されたAirPods Proはノイズキャンセル性能が高いと話題ですので、ランニング時の音楽体験も向上させてくれそうです。私も試してみたいです。
AirPodsの使用感④ 充電は注意点あり
まず、AirPodsは公式情報によると「最大5時間」の連続使用が可能となっており、1時間程度のランニングであれば余裕でバッテリーが持続します。フルマラソンでも、うまくいけば最後までバッテリーが持つでしょう。
ただし、「AirPodsとApple Watchをペアリングして使用する人」は注意が必要です。
私の体験談ですが、Apple Watch経由でAirPodsで音楽を聞いていると、Apple Watch側の電池の減りが普段の2〜3倍くらい早くなります。
私のApple Watchがかなり古いSeries2だからということもあるのですが、AirPodsと連携して使うと、おそらく2時間くらいでApple Watchが止まってしまいます。ロングランをする際は、Apple Watchとのペアリングには要注意です。
まとめ
AirPodsでのランニングは、やっぱりまだ耳に違和感があるため、私は音楽なしでランニングをしています。
ただし、耳の違和感よりも音楽の方が大切!という方には、AirPodsはおすすめです。
今から買うなら新発売のAirPods Proの方が良さそうかなと思います。