そんな悩みを抱えるサブ4ランナーの皆さんに向けて、定番のランニングシューズをご紹介します。
比較しやすいよう、ナイキ、アディダス、ニューバランス、ミズノ、アシックスという5大ブランドをひとつの表にまとめています!
ぜひ、シューズ選びのご参考になさってください。
目次
サブ4向けランニングシューズの選び方
ポイント1:クッション性はやっぱり大事
サブ4を狙えるまでレベルが上がってくると、どうしても一流アスリートが履いているような反発力の高いシューズが欲しくなってきます(私がそうでした)。
しかし、背伸びは禁物。高反発シューズでは、レース前半では順調に走れたとしても、最も重要な30km以降で足に疲労が蓄積し、動かなくなってしまうことがあります。
42.105kmを最後まで快適に走り切るために、初心者のころと変わらず、クッション性は大事にしましょう。
ポイント2:でも、軽さも欲しい
とはいっても、サブ4を狙うにはある程度のテンポを維持する必要があります。
初心者向けのぼってりしたシューズですと、なかなかペースを上げられません。
クッションもあり軽い、バランスの取れたシューズを選びましょう。
ポイント3:今の定番はNIKE
箱根駅伝2020ではNIKEのシェアが84%に達したと話題になりました。
NIKEは最近、「厚いのに軽い」という夢のようなシューズを開発し、ランニング業界を席巻しているのです。
NIKEはもはやお洒落重視のシューズではなく、「高機能で無難な」シューズになりつつあります。
【チャート】サブ4向けランニングシューズ
目標タイムが4時間の人に適した、NIKE、Adidas、ニューバランス、ミズノ、アシックスそれぞれのシューズをまとめました。
※他にも適したシューズはありますが、人気や機能を考慮してピックアップしています。
※レースでの着用を想定しています。トレーニングでは、よりクッション性の高いものを履くのも良いと思います。
【参考公式サイト】
ナイキ:https://www.nike.com/jp/ja_jp/c/running/marathon/shoe-chart
アディダス:https://shop.adidas.jp/running/chart/
ニューバランス:https://nbrc.newbalance.jp/product/post_38070.html、https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000321.000029460.html
ミズノ:https://www.mizuno.jp/running/gear/dropchart/
アシックス:https://www.asics.com/jp/ja-jp/mk/running/fast
ナイキ/NIKEのサブ4向けシューズ
ナイキ エア ズーム ペガサス37
ど定番のランニングシューズ。
モー・ファラーや大迫傑のような一流アスリートもトレーニングで愛用しています。
サブ4ランナーであれば、トレーニングからレースまで使えるオールラウンドな一足です。
Amazonでは1万円前後まで値下げしており、コスパも優秀です。
ナイキ ズーム ペガサス ターボ 2
私の周りでは「ペガサスターボ中毒」の人が増えています。
「ズームX」というアルファフライと同じ高級なソール素材を使用しており、超軽量かつフカフカのクッションになっています。
お財布に余裕がある方は、ペガサスよりペガサスターボの方がおすすめです!
👇レビュー記事はこちら
👇YouTubeでもレビューしています。
ナイキ ズーム フライ 3
ヴェイパーフライ、アルファフライの弟分で、カーボンプレート入りの厚底シューズです。
ナイキの厚底を試したいサブ4ランナーの方はズームフライ一択です!
ソールが少し硬めで、かつ少しだけ重いのでレース後半の失速の懸念はありますが、うまくハマれば自己ベストの大幅更新もあり得ると思います。
アディダス/Adidasのサブ4向けシューズ
アディゼロ ボストン8
Boostという軽量で弾力性のあるソール素材が魅力です。
トップアスリートも履くAdizeroシリーズの中でも、反発力はキープしつつも安定性を高めたモデルです。
薄底派で、スタイリッシュなデザインが好みの方にぴったりです。
アディゼロ ジャパン 5
ナイキのヴェイパーフライ登場前は、このアディゼロジャパンシリーズによってマラソンの世界記録が何度も更新されました。
軽量アッパーと反発力のあるBoostフォームが特徴。
5からはドロップが大きくなり、より前への推進力が出しやすくなっています。
サブ3.5を視野に入れるランナーに最適です。
ニューバランス/NBのサブ4向けシューズ
FuelCell プリズム
FuelCellシリーズは2019年発売の厚底シリーズ。
まだ評価が定まっていませんが、ニューバランスも積極的にプッシュするなど名作の予感がします。
このプリズム(Prism)はマラソン完走〜サブ4レベルのランナー向けシューズで、
カーボンプレートをあえて入れないことで脚に優しい設計となっています。
価格も13,200円(税込)と良心的。
FuelCell TC
ニューバランスからもカーボンファイバープレート入りのシューズ「FuelCell TC」が2020年3月9日に発売されました。
まだ評価が定まっていませんが、最新テクノロジーが好きな方はぜひ挑戦してみてください。
足囲(そくい)でもサイズを選べるようになっており、日本人の足にもフィットしやすいはずです。
ミズノ/Mizunoのサブ4向けシューズ
ウエーブライダー 23
23代続く定番マラソンシューズ。
大阪マラソン2018では、市民ランナーの着用率がナンバーワンだったみたいです。
ウエーブ構造のソールが足の倒れ込み(プロネーション)を防ぎ、ランナー膝を防止してくれます。
ウエーブエアロ18
陸上スパイクの要素を取り入れたスピードを出せる軽量シューズです。サブ3.5も視野に入れて走る方におすすめです。
アッパーに特徴があり、横方向はストレッチしフィット感を高め、縦方向にはパワーロスを抑えるために伸びないような設計になっています。
ただ、デザインは賛否が分かれそうですね…
アシックス/Asicsのサブ4向けシューズ
NOVABLAST(ノヴァブラスト)
2020年2月発売の新作です。
NIKEやHOKA ONEONEが牽引する、昨今の厚底ブームを意識したシルエットです。
凸凹としたミッドソールはトランポリンをイメージしています。
アシックスの信頼の機能性に加え、デザインもかなり上出来だと思います。
EVORIDE(エヴォライド)
2020年2月7日に発売されてばかりの最新作。アシックスの厚底シューズ「メタライド」の軽量モデルです。
メタライドは初心者のロングラン向けでしたが、このエボライドはサブ4向けに設計されています。
厚底のクッション性と、カーブしたソール形状が生み出す推進力を両立しており、Twitterには「ペガサスより好きかも」と言った意見も見られました。
「新定番」になる可能性を秘めています
メタライドファミリーの中では最軽量のシューズです。サブ4狙いの方はサポート力が強めのGLIDERIDEも選択肢に入ってくるでしょう。
まとめ
気になるシューズは見つかりましたか?
シューズ選びにこだわり、お気に入りのシューズで走れば、やっぱりテンションも上がりますし、ランニングの楽しさが広がると思います。
ぜひ、渾身の一足を選び抜いてみてください!