8月15日にナイキの最新ランニングシューズ「ジョイライド ラン フライニット」が発売されました!
ビーズ入りのソールという斬新なシューズですので、気になっている方も多いのではないでしょうか?
私は発売すぐ購入し、さっそく履いてみましたので、履き心地や重さ、デザインなどをレビューしていきます!
ちなみに私のランレベルは初級〜中級くらいで、フルの自己ベストが3時間54分。いつもはペガサスターボ2で走っています。
目次
① 足にぴったりと密着!ソックスのような履き心地
まず、履いてみたら、ビーズのつぶつぶの感触をはっきりと感じます。完全に未体験の感覚です。
ナイキ公式が「踏み込むたびに足にフィットする」と謳っているだけあり、足の形に応じてビーズの群れが変形しているのが分かります。
このジョイライドのソールは、柔らかくフィット感があり、まるで「フライニットのソール版」のようです。ジョイライドは靴全体がグニャグニャと柔らかくて、もはや完全にソックスです。砂浜の上を走っているような感覚、とも言えそうです。
5キロのジョグでマメができました
ただし、履いて4キロほど走ると異変が起こりました。足にマメができたのです。ジョイライドのフィット感が高い分、シューズと足が接触する面積が大きくなったようで、私の足がびっくりしたようです。
あと、ソールやアッパーが柔らかい分、接地で少し足が動いてしまい、それで足が擦れてマメができたのかもしれません。
ヒールストライクが合ってる?
いつもはフラット〜つま先着地を心がけている私ですが、試しにジョイライドでヒール着地で走ってみました。すると、ソールのかかとにたっぷり入ったビーズの感触を実感できて、ビーズの反発も感じられたような気がしました。
もしかすると、ヒールストライクのランナーには合っているのかもしれません。あるいは、マラソン後半でペースが落ちたときとかに力を発揮するのかもしれません。
② 302gも重さは感じない
いつもは214gのペガサスターボ2で走っている私ですが、重さはそれほど感じませんでした。
そして走った後に重さを計測したとろ、302g(27.0cm)でした。予想以上に重たくてびっくりです!
ちなみに、同じように初心者が履くシューズとして、ペガサス36は254g(27.0cm)、リアクトは230g(27.0cm)です。他のシューズと比べても、ジョイライドがかなり重い部類のシューズであることが分かります。
しかし、圧倒的なフィット感があるため、それほど重さは感じませんでした。
③ デザインは女性や10代向け?
やっぱり、ビーズが見えるデザインが強烈ですよね。私の購入したホワイトは特に、ビーズが赤と青になっていて、全体的におもちゃのようなカラフルなカラーリングになっています。
あと、ナイキはディテールにけっこう遊びを入れてきますが、このジョイライドも親指の補強パーツにうっすらとスウッシュが入っていたり、かかとの輪っかがオレンジで可愛かったりと、見るだけでも楽しめるような一足です。
ランニングシューズの中ではボリューム感があり、スニーカーのように私服に馴染ませることも可能だと思います。なので、遊びんだついでに走る、旅行のついでに走るといった使い方はおすすめです。
ランニングシューズとしては合わなくても、最悪、普段履きとして使うのもありです。ショッピングで歩き回るときに履くと、疲れにくいと思うので。
まとめ
最後に、ジョイライドは定価が19,440円となっています。ナイキの中でも高価な部類です。
ここで疑問に思うのでは、高価な初心者向けシューズに需要はあるのだとうか?ということ。初心者だったら正直、Amazonとかで5000円くらいの型落ち品を買っちゃいますよね…。
なので、私的にはジョイライドは初心者が履くのではなく、
- デザインが気に入ったので、旅行で履きたい中級以上のランナー
- 最新テクノロジーを試したい中級以上のランナー
が履くべきなのかなと。シューズに19,440円を投じられるのは、ある程度本気でやっている人くらいだと思うので…。
興味があって財布に余裕がある人は、ぜひ試してみてくださいね。本当に、これまでにない履き心地なので。
初心者の方は、高価なジョイライドよりも、ペガサス36やリアクトを履いた方がいいんじゃないかなと思います。