新しいジョグシューリアクトインフィニティかペガサス37でとても迷ってる
— センゴクユウタ (@sngk105900) April 27, 2020
最近、こんなツイートを見かけました。
確かに、気持ちはよくわかります。
従来のペガサスシリーズは「初心者と中級者の間くらい」のランナー向けのシューズでしたが、
今回のナイキ エア ズーム ペガサス 37はよりソールの厚みが増し、クッション性を重視した「初心者向けのシューズ」へとポジションチェンンジしました。
それにより、現在のNIKEで「初心者向けシューズ」のポジションであるナイキ リアクト インフィニティ ランと、縄張り争い?が発生しているのです。
どちらを買うべきか迷うのは当然だなと思います。
そこで今回は、両方のシューズを持っている私が、重さ、反発力、サポート力、価格の観点から徹底比較してみました。シューズ選びの参考としてどうぞ!
重さで比較
リアクト インフィニティ ラン:272g(27cm)
上記の通り、ペガサス37の方が2g軽いという結果になりました。
ただし、ランニングシューズ における2gは、(特にランニング初心者にとっては)体感では全く違いがわからないレベルであり、「ほぼ同じ」と言うべきでしょう。
重さの比較では、両者はドローです。
反発力で比較
ペガサス37は「ズームシリーズ」というコレクションの一部であり、ズームシリーズの原点は厚底革命の元祖である「ヴェイパーフライ」です。
ソール形状などの面でヴェイパーフライの遺伝子を受け継いでいるだけあり、例えペガサス37ではクッション重視になったとはいえ、
やはりスピードにはある程度乗りやすい設計になっています。
逆にリアクト インフィニティは、「めざしたのは、ふわ・かる・びよーん」というキャッチコピーとともに登場したファラン用シューズ「エピック リアクト フライニット」の進化形です。
楽しく走るためのシューズが源流にあるため、速く走るための反発力はそれほど強くありません。
もちろん、走ってみた感想としても、ペガサスの方が地面から「スッ」と足が離れる感覚があり、スピードに乗りやすいです。
よって、反発力の勝者はペガサス37です。
サポート力で比較
厚底で、ロッキングチェア状のソールという意味で、ペガサス 37とリアクト インフィニティのシルエットはよく似ています。
しかし、決定的に違うのは後ろからのシルエットです。
リアクト インフィニティの方は、ソールの幅が広く、台形のような形になっています。
一方のペガサス 37は、側面はほぼ垂直になっています。
リアクト インフィニティは台形のソールにより、走るときにバランスを保ちやすくなり、怪我の原因ともなるプロネーション(足のねじれ)も軽減します。
よって、サポート力の勝者はリアクト インフィニティ ランです。
価格で比較
リアクト インフィニティ:¥17,600(税込)
リアクト インフィニティ:¥13,090(税込)
この通り、ペガサス 37の方が安価になっています。
というか、リアクト インフィニティがかなり高いですね…汗
よって、価格の勝者はペガサス37です。
結論
Round1.重さ → ドロー
Round2.反発力 → ペガサス37勝利
Round3.サポート力 → リアクトインフィニティ勝利
Round4.価格 → ペガサス37勝利
ペガサス37が2勝1敗1分で、勝利ということになりました!
どちらを買おうか迷っている人は、まずはペガサス37を買ってみるのはいかがでしょうか?
やっぱりロングセラーだけあって、機能から値段まで、とてもバランスが取れています。
とはいえ、
- リアクトインフィニティのデザインがかわいすぎる!
- ズーム系以外も履いてみたい!
- 17,600円する理由を履いて確かめたい!
という方には、リアクトインフィニティの購入をおすすめします。
リアクトインフィニティもクッションと反発のバランスが取れた「万能シューズ」であり、決して買って損はしないでしょう。
結局、またどっちつかずになってしまいましたが…まだ迷っている方は、シューズごとのレビューも読んでいただけると幸いです。