ペガサス 37とリアクトインフィニティの違いとは?【4点で比較】

最近、こんなツイートを見かけました。

確かに、気持ちはよくわかります。

従来のペガサスシリーズは「初心者と中級者の間くらい」のランナー向けのシューズでしたが、

今回のナイキ エア ズーム ペガサス 37はよりソールの厚みが増し、クッション性を重視した「初心者向けのシューズ」へとポジションチェンンジしました。

それにより、現在のNIKEで「初心者向けシューズ」のポジションであるナイキ リアクト インフィニティ ランと、縄張り争い?が発生しているのです。

どちらを買うべきか迷うのは当然だなと思います。

そこで今回は、両方のシューズを持っている私が、重さ、反発力、サポート力、価格の観点から徹底比較してみました。シューズ選びの参考としてどうぞ!

ナイキ ペガサス 38の重さ、サイズ感、履き心地は?【レビュー】

2021年4月27日

重さで比較

重さ
ペガサス 37:270g(27cm)
リアクト インフィニティ ラン:272g(27cm)

上記の通り、ペガサス37の方が2g軽いという結果になりました。

ただし、ランニングシューズ における2gは、(特にランニング初心者にとっては)体感では全く違いがわからないレベルであり、「ほぼ同じ」と言うべきでしょう。

重さの比較では、両者はドローです。

反発力で比較

ペガサス37は「ズームシリーズ」というコレクションの一部であり、ズームシリーズの原点は厚底革命の元祖である「ヴェイパーフライ」です。

ソール形状などの面でヴェイパーフライの遺伝子を受け継いでいるだけあり、例えペガサス37ではクッション重視になったとはいえ、

やはりスピードにはある程度乗りやすい設計になっています。

逆にリアクト インフィニティは、「めざしたのは、ふわ・かる・びよーん」というキャッチコピーとともに登場したファラン用シューズ「エピック リアクト フライニット」の進化形です。

楽しく走るためのシューズが源流にあるため、速く走るための反発力はそれほど強くありません。

もちろん、走ってみた感想としても、ペガサスの方が地面から「スッ」と足が離れる感覚があり、スピードに乗りやすいです。

よって、反発力の勝者はペガサス37です。

サポート力で比較

厚底で、ロッキングチェア状のソールという意味で、ペガサス 37とリアクト インフィニティのシルエットはよく似ています。

しかし、決定的に違うのは後ろからのシルエットです。

リアクト インフィニティの方は、ソールの幅が広く、台形のような形になっています。

一方のペガサス 37は、側面はほぼ垂直になっています。

リアクト インフィニティは台形のソールにより、走るときにバランスを保ちやすくなり、怪我の原因ともなるプロネーション(足のねじれ)も軽減します。

よって、サポート力の勝者はリアクト インフィニティ ランです。

価格で比較

定価
ペガサス37:¥14,300 (税込)
リアクト インフィニティ:¥17,600(税込)
Amazon最安(2020/5/7時点)
ペガサス37:¥11,999 (税込)
リアクト インフィニティ:¥13,090(税込)

この通り、ペガサス 37の方が安価になっています。

というか、リアクト インフィニティがかなり高いですね…汗

よって、価格の勝者はペガサス37です。

結論

Round1.重さ → ドロー
Round2.反発力 → ペガサス37勝利
Round3.サポート力 → リアクトインフィニティ勝利
Round4.価格 → ペガサス37勝利

ペガサス37が2勝1敗1分で、勝利ということになりました!

どちらを買おうか迷っている人は、まずはペガサス37を買ってみるのはいかがでしょうか?

やっぱりロングセラーだけあって、機能から値段まで、とてもバランスが取れています。

とはいえ、

  • リアクトインフィニティのデザインがかわいすぎる!
  • ズーム系以外も履いてみたい!
  • 17,600円する理由を履いて確かめたい!

という方には、リアクトインフィニティの購入をおすすめします。

リアクトインフィニティもクッションと反発のバランスが取れた「万能シューズ」であり、決して買って損はしないでしょう。

結局、またどっちつかずになってしまいましたが…まだ迷っている方は、シューズごとのレビューも読んでいただけると幸いです。

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