絶対女王、名城大学の3連覇なるか。10月27日、第37回 全日本女子大学駅伝(杜の都駅伝)が仙台市で開催されます。
10月26日には箱根駅伝予選会もあり、駅伝ファンにとっては楽しみが多い週末となりそうです。
今回は全日本女子大学駅伝のスタート時間やテレビ・ライブ放送、出場校や優勝予想をご紹介します。
目次
全日本女子大学駅伝2019のスタート時間
2019年10月27日(日) 12時10分スタート
全日本女子大学駅伝2019のテレビ・ライブ配信
例年通りであれば、
日本テレビ系列全国ネットで10月27日(日)12:00~14:35に生中継されます。
その他、レース後の下記の時間に、CS放送 日テレジータスにて、舞台裏も含めた完全版が放送されます。駅伝ファンなら見逃せません。
11月4日(月)15:30~19:00
11月10日(日)8:30~12:00
日テレジータスはスカパー!から10分でお申し込みができます。
全日本女子大学駅伝2019の出場校
シード校8チーム、地区予選からの出場校25チーム、オープン参加の東北学連選抜の合計36チームが出場します。
シード校
ナンバー | 大学名 | 出場回数 |
---|---|---|
1 | 名城大学 | 21年連続21回目 |
2 | 大東文化大学 | 9年連続9回目 |
3 | 立命館大学 | 30年連続30回目 |
4 | 東京農業大学 | 7年連続27回目 |
5 | 松山大学 | 12年連続12回目 |
6 | 京都産業大学 | 26年連続26回目 |
7 | 大阪学院大学 | 11年連続26回目 |
8 | 大阪芸術大学 | 4年連続7回目 |
各地区出場校
ナンバー | 所属連盟 | 大学名 | 出場回数 |
---|---|---|---|
9 | 北海道 | 札幌国際大学 | 3年連続3回目 |
10 | 東北 | 東北福祉大学 | 13年連続17回目 |
11 | 東北 | 石巻専修大学 | 2年連続4回目 |
12 | 関東 | 城西大学 | 25年連続26回目 |
13 | 関東 | 日本体育大学 | 8年連続31回目 |
14 | 関東 | 中央大学 | 2年ぶり28回目 |
15 | 関東 | 東洋大学 | 7年連続7回目 |
16 | 関東 | 拓殖大学 | 2年連続2回目 |
17 | 関東 | 玉川大学 | 3年連続19回目 |
18 | 北信越 | 新潟医療福祉大学 | 8年連続8回目 |
19 | 東海 | 中京学院大学 | 初出場 |
20 | 関西 | 関西大学 | 12年連続12回目 |
21 | 関西 | 佛教大学 | 2年連続18回目 |
22 | 関西 | 兵庫大学 | 初出場 |
23 | 関西 | 神戸学院大学 | 4年ぶり12回目 |
24 | 中国四国 | 環太平洋大学 | 3年ぶり2回目 |
25 | 九州 | 福岡大学 | 10年連続31回目 |
26 | オープン(東北学連) | 東北学連選抜チーム |
全日本女子大学駅伝2019の優勝予想(注目選手)
参考:2018年大会のリザルト
それでは、優勝候補の大学を挙げていきます。
名城大学
昨年は安定したレース運びで連覇を達成。今年も圧倒的な選手層があり、3連覇の可能性は高いでしょう。
髙松智美ムセンビ(2年)、加世田梨花(3年)、和田有菜(2年)といった昨年の優勝メンバーが残っており、盤石です。
髙松は昨年の全日本女子大学駅伝では3区で余裕の区間賞。10月の茨城国体の1500mで8位、5000mで15位と調子に不安は残りますが、自力があるので一定の走りはしてくるでしょう。加世田も日本インカレ10000mできっちり3位に入りました。
そして和田も日本インカレ、茨城国体の両方で5000m3位を獲得し、非常に力をつけています。
新戦力の荒井優奈(1年・須磨学園出身)は日本インカレ10000mで7位に入るなど好調で、メンバーに入れば面白い存在です。
大東文化大学
2017、18年と連続の2位。
昨年は2区の鈴木優花(2年)が12人抜きを演じ、一気にトップに立ちましたが、優勝にはあと34秒及びませんでした。逆にいうと1区でトップ集団に入れば優勝も狙えたでしょう。
昨年、エース区間で区間賞を獲った関谷夏希(4年)も心強いです。最長5区のスペシャリストがいることは有利なので、名城の次に優勝に近いと予想します。
立命館大学
2017、18年と連続の3位。
佐藤成葉(4年)は9月の日本インカレで5000mと10000mの2冠を達成。学生ナンバーワンの女子長距離選手のひとりです。昨年は1区で名城の和田に競り負けて区間2位でしたが、今年はエースとして区間賞が求めらています。
ただし佐藤以外でトラックシーズンに活躍した選手が少なく、選手層の薄さは否めません。2011-15年にかけて5連覇を達成した名門の復活は、もう少し先になりそうです。
その他の有力校
昨年4位の東京農業大学には、安定感のあるエース・棟久由貴がいます。
2016年の覇者・松山大学は、昨年は1年生主体のメンバーで臨み4位に食い込みました。上位陣にとっては不気味な存在です。
日本インカレの5000mと10000mで銀メダルを獲得した五島莉乃を擁する中央大学の躍進があるかも注目です。
まとめ
駅伝にトラブルは付き物です。名城大学も、もちろん油断はできません。
名城大学が勝ち切るのか伏兵が現れるのか、今から楽しみです!
レースの裏側は日テレジータスクでしか見られませんので、スカパー!からの申し込みをオススメします。
全日本女子大学駅伝2019の結果
1位:名城大学 2時間04分34秒
2位:大東文化大学 2時間07分05秒
3位:立命館大学 2時間07分37秒
4位:松山大学 2時間07分45秒
5位:日本体育大学 2時間08分40秒
6位:城西大学 2時間09分09秒
7位:大阪学院大学 2時間09分14秒
8位:関西大学 2時間10分00秒