もうフカフカのZoomXには飽きてきた!
硬めのクッションに戻してみようかな?
そんな思いで、2023年8月発売のナイキ インフィニティ 4(Infinity 4)を購入。
サイズ感や重さ、 そして新搭載のクッション素材「ReactX(リアクトX)」の履き心地もレビューしていきます。
目次
インフィニティ ラン 4とは?ReactXとは?
ナイキ インフィニティ ランは、Reactというクッション素材を使用した、サポート性・安定性に優れたランニングシューズです。
初代モデルは、「怪我ゼロ」を目指すナイキのプロジェクトから生まれたナイキ リアクト インフィニティ ランです。
同じく高いサポート性を誇るナイキ インヴィンシブルと比較すると、 インフィニティ ランは柔らかすぎないスタンダードなクッションを持ち、価格は比較的安価です。
ReactXは、少し柔らかくなった?
インフィニティ ラン 4からは進化したクッション素材「ReactX」を新搭載。公式サイトによると、エネルギーリターンが13%向上しているとのことです。
実際に履いてみると、すみません、通常のReactとの違いがあまり分かりませんでした。
ただ、気持ちフカフカ感やバネのような反発力が増して、ZoomXに近づいたかなという気もします。
インフィニティ ラン 4の重さ
インフィニティ ラン 4の重さは322g(27cm)でした。
ナイキのランニングシューズの中では最も重い部類に入ります。
ReactXのクッション素材を豊富に使用していることが、この重さにつながっていると見られます。
他のナイキシューズとの比較はこちら。※すべて私が計測
インフィニティ ラン 4 | 322g(27cm) |
ズームフライ 5 | 268g(27cm) |
ペガサス 38 | 289g(27cm) |
ペガサス 37 | 270g(27cm) |
ズームX インヴィンシブル | 280g(27cm) |
リアクト インフィニティ | 272g(27cm) |
テンポ ネクスト% | 263g(27cm) |
ペガサス ターボ 2 | 214g(27cm) |
インフィニティ ラン 4のサイズ感
いつも通りのサイズを購入しましたが、かなりタイトです。
圧迫感はないものの、かなりピチピチな状態で、最初は少し違和感がありました。何回か走ると慣れますが。
0.5cm上のサイズを買うことを検討した方が良さそうです。
店舗で試着してみることをおすすめします。
そういえば初代のリアクト インフィニティもかなりタイトだった記憶があります。
インフィニティ ラン 4のグリップ力
アウトソールは前作のインフィニティ3から大幅アップデートされ、表面のラバーのパターンが変更されるとともに、中足部の「くびれ」がなくなり、タイヤのようなよりフラットな仕様になっています。
まだ晴れの日にしか走っていませんが、カーブを曲がるときの感触的には、グリップはよく効く印象です。なんならバレーボールなど、横の動きが多いスポーツにも使えそうなグリップ力です。
インフィニティ ラン 4のアッパー・フィット感
インフィニティの初代はアッパーとシュータンが一体化していたのですが、今回の インフィニティ ラン 4は アッパーとシュータンが分かれているので、フィット感の調整がしやすい印象です。
フライニットが本当に靴下みたいで、走りと関係ないのですが、手触りもタオル感があって気持ちいいです☺
インフィニティ ラン 4の履き心地・感想
膝の痛みが出なくなった!
ずっとズームフライ5とペガサスターボ2を使って走っていたのですが、右膝に痛みが出ることが多くなっていました。多分、ランナー膝’(腸脛靭帯炎)です。
それがインフィニティ ラン 4を使い始めてから、10kmなど長めの距離を走っても、膝の痛みが出なくなりました。さすがサポート力を売りにしているだけあります。
最初の1kmは、少しだけ重さを感じる
最初にインフィニティ ラン 4で走り出したときは、いつもと同じペースで走ろうとすると、少し呼吸が苦しくなる感じがしました。かなり重量がある分、スピードには乗りにくいシューズなんだと思います。
しかしだからといって「重い」と感じる程でもなく、 50g以上軽いズームフライ 5と履き比べても、あまり違いは感じません。
おそらく、スローペースなら重さを感じにくいんだと思います。スピードを上げたい上級者にとってはやや厳しい重さかもしれません。
控えめなロゴで、 普段使いにも◎
見た目のデザインで言うと、スウッシュロゴが非常に小さく、品があって個人的には好きです。
ソールにボリュームがあるので、スニーカー風のシルエットにも見え、私服にも合わせやすいんじゃないかと思います。
インフィニティ ラン 4はマラソンで使える?
完走を目指す初心者ランナーは、マラソン当日用にも使えそうです。
私も次のマラソンで使うかもしれません。
しかしタイムが欲しいランナーにとっては少しスピードに乗りづらく、使うのは厳しいかもしれません。
基本的にはトレーニング用のシューズ、と考えておきましょう。
まとめ
最近はZoomXが大人気ですが、安価でスタンダードな接地感の「リアクト」シューズをトレーニングに取り入れるのは、かなり良いように思いました。