こんにちは、じゅんです。
慶応大学時代に就活に失敗して、早稲田の大学院に進学しました。
新卒で広告制作会社に入った後、現在はWebマーケティングの知識を活かして、フリーランスとして活動しています。
学部時代に就活に失敗し、院に進んだ私だからこそ伝えたいことがあります。それは「絶対に院に行っちゃダメだ」ということ。
その理由についてご説明していきます。
就活に失敗しても文系院進学がNGな理由
理由は次の3つです。順番にご説明していきます。
理由①:別に就活に有利にならない
理由②:実務に勝る経験はない
理由③:学費がかかる
理由①:別に就活に有利にならない
文系院生が就活に有利かどうか、明確なデータはないと思います。
ただ、私は学部で就活に失敗し、文系院に進んでからもしっかり2度目の失敗を経験しました。新聞記者になりたくて、ジャーナリズムを学ぶ大学院に行きましたが、就活では1次面接で落とされ続けました。
院に進んだからといって、状況が好転するとは考えない方がいいでしょう。私の周りにも、就活に失敗して姿をくらませた院生がいました。
もちろん、文系院生でも誰もが憧れるようなマスコミやコンサルに入る人はいます。しかも、けっこういます。それは事実です。
なので、院進学を否定してはいけないのかもしれません。
しかし、そういう人は面接を勝ち抜くコミュニケーション能力のある人です。学部時代も内定はあったけど、「もう少しモラトリアムが欲しくて…」「留年は見栄えが悪いから…」というタイプの人だと思います。
私のような面接弱者タイプは、院に進んでも研究ばかりして、むしろコミュ障をこじらせる危険があります。
理由②:実務に勝る経験はない
研究職を除いて、一般企業では文系の研究は評価されません。
評価されるのは、コミュニケーション能力や積極性といった人間性、もしくはビジネススキルだけです。
マックス・ウェーバーについて超詳しいです!と言っても、彼ら企業人からするとマジでどうでもいいのです。※学問をバカにしている訳ではありません。
なので、院に行っている暇があったら、どんな零細企業でもいいので就職しましょう。実務経験を積みましょう。
そこで数年経験を積めば、営業が出来る、アクセス解析が得意、企画力がある、といった何らかの得意分野で見えてくるでしょう。
そのスキルを持って、転職市場でリベンジすればいいのです。
私も大学院時代に就活に失敗し、「学校のカリキュラムに従っても就職に強くなれない」という当然の事実に気づきました。残りの学生生活は、希望の職種にアルバイトで入り込み、実務経験を積むことに集中しました。
学生なら、長期インターンで実務経験を積むのがベストな選択でしょう。
理由③:学費がかかる
私は社会人になり、552万円の奨学金を返す人生が始まりました。
絶望と後悔しかありません。
内訳は学部時代で350万くらい、院で200万くらいです。院に行かず就職していれば、奨学金はもっと少なくなり、返済を早く始められていたのです。
大学院まで行って、就活に失敗したら、親からは「なに学費無駄にしてんの?」と言われます。
私も反論しようとしました。「いや、学歴は、10年後20年後に役立つかもしれない」「学問が人生を、心を豊かにしてくれるんだ」と。
でも、残念ですがそんなことはないんです。学歴社会はどんどん終焉に近づいています。学問をしたいなら、大学院に行かなくても一人で究められます。
断言します、文系の学問は無意味です。学者たちは、ちょっと堅苦しい言葉を使って、すごいことやってます感を演出しているだけです。何も生み出してはいません。
就職に失敗して大学の教授に相談したら、多分院を薦められるでしょう。それはシンプルに、教授は大学からお金をもらっているから、大学が潤った方が有利だからです。ポジショントークにだまされないよう注意しましょう。
まとめ
大学院で就活に失敗したとき、私は2年間と学費を無駄にしたことが本当に悔しく、そして親に申し訳なく、頭が真っ白になる日々を過ごしました。
もちろん、私なりに就活はがんばったつもりでしたが、向いていないことが明らかだったので、もう続ける気力がなくなりました。
今、大学で就活に失敗して、院進学を考えているあなた。本当にやめといた方がいい。それだったら、海外留学した方がいいです。
もしくは、バイトやインターンでキャリアを始めましょう。インターンに特化したサービスも出始めています。
私みたいな悲劇が起こらないよう、この記事を書きました。お読みいただきありがとうございました。