2020年1月30日、ナイキ リアクト インフィニティ ランが発売されました!
私は1月27日に先行販売の案内が来たため、即買いしました。
ナイキといえばヴェイパーフライなどズーム系ばかりが騒がれていますが、果たしてリアクト系の最新作の出来栄えはどうなのでしょうか?
今回は、そんな注目のナイキ リアクト インフィニティ ランの履き心地や重さ、サイズ感、グリップ力などをレビューしていきます。
目次
まずは公式情報によると…
公式サイトには「怪我ゼロを目指すナイキの挑戦」と記載があり、脚の保護を重視したシューズのようです。
「怪我ゼロ」は誇張表現だとは思いますが、ヴェイパーフライでマラソンサブ2を可能にしたナイキですから、誇張だけではなく、本気で目指しているんじゃないでしょうか。
公式サイトでは特徴として、「増加したミッドソールのリアクト素材」「横ぶれを防ぐ安定性」「ロッキング チェアのようなソール」が挙げられています。
HOKA ONEONEとほぼ同じテクノロジー・・・というのが第一印象です。
感想1:ズームフライにちょっと似ている
まず、履いた瞬間わかるのですが、ソールが「極厚」です。
私はズームフライも何足か持っているのですが、次の点で似ているなと思いました。
- ソールが厚い
- ソールがゆりかご型(=ロッキングチェア型)
- ソールがまあまあ柔らかい
公式情報でも、ヴェイパーフライの要素も取り入れたと書かれており、ズームフライに似ているのも頷けます。
感想2:グラつかない
しかし、ズームフライとの決定的な違いが1つだけあります。それは、
- グラつかない
ということ。
ミッドソールを俯瞰で見ると、横からはみ出るくらい、幅広になっており、このおかげでグラつきがなく安定して走れるんだと思います。
指周辺のスペースが広いため、窮屈さを感じることもありませんでした。
それだけ幅広だと、逆にフィット感が低下しているのでは?と思う方もいるかもしれません。
しかし、フィット感もかなり良かったです。靴の中で足が動くことはまったくありませんでした。
多分、前足部とヒール付近は幅広ですが、中足部の土踏まず付近はしっかりと狭くなっているので、フィット感が高まっているのだと思います。
感想3:驚きは少ないが「使える」シューズ
感想をまとめると、「安定感のあるズームフライ」みたいな感じです。人気の厚底のエッセンスは吸収しつつ、脚に優しい設計になっています。
本当に、いい意味で一言では言い表せないシューズです。
分厚く幅広のソールにより柔らかく脚に優しい設計になっている一方で、ソールは同時にある程度の硬さもあり、ロッキングチェアのような形状になっていることから、スイスイ前に進む感じもあります。
ヴェイパーフライのような「速さ」もジョイライドのような「クッション性」もないのですが、すごくバランスの取れたシューズだと思います。
立ち位置的には、36代続いているペガサスシリーズに似ているのではないでしょうか。
ペガサスは中級者〜上級者にも人気があるシューズですが、リアクトインフィニティはよりサポート力があるため、初心者〜中級者を中心に定番化していく予感がします。
ナイキ リアクト インフィニティ ランの重さ
ナイキ リアクト インフィニティ ランの重さは272g(27.0cm)です。
私の計測によると、ペガサス36は254g、ペガサスターボは214gでした。
やっぱり、いつも使っているペガサスターボと比べると、多少の重さはあります。
しかし、走っていて、そこまで重さは感じませんでした。似た構造のHOKA ONEONE Challenger ATRと比べると、軽やかに感じました。
ナイキ リアクト インフィニティ ランのサイズ感
サイズ感は標準的で、いつも通りのサイズでフィットしました。
前身のエピック リアクトは少しきつめに感じましたが、このリアクト インフィニティは大丈夫でした。
ナイキ リアクト インフィニティ ランのグリップ力
少しだけ路面が濡れている道を走ったのですが、基本安心して走れるのですが、一瞬すべったりもしたので、グリップ力は普通くらいでしょうか・・・。
まとめ
いかがでしたか?
ちなみに東大生として箱根駅伝を走った近藤秀一もリアクトインフィニティランを絶賛していましたよ。
ナイキのインフィニティラン本当素晴らしいシューズ。
— 近藤秀一 (@ksyu1run) July 9, 2020
もう2000kmくらい走ってるけど、使えば使うほどミッドソールが足になじむ。アッパーも丈夫。
機能はもちろんいいですし、カラーも鮮やかで素敵なので、ぜひ手に取ってみてくださいね。いろんなカラーが発売中のようです。
YouTubeもアップしましたので、よろしければご覧ください。