最近、オーディオブックの市場が盛り上がりを見せています。
これまでは一部の本しかオーディオブックが展開されていませんでしたが、
今やベストセラーとなった本の多くがオーディオブックでも発売されており、
誰もが自分の興味に合った本を聞けるようになりました。
マラソン選手の大迫傑もオーディオブックにハマっているようで、Instagramではオーディオブックで聞いた本について投稿していました。
今オーディオブックが人気とはいえ…
といった疑問を持つ方も多いと思いますので、
実際に私がオーディオブックを聴きながらランニングをしてみましたので、その感想をご紹介します。
目次
使ったアイテム・アプリ
Apple Watch Nike+ series 2
単体では通信できない、古いタイプです。
AirPods
最新のAirPods proではなく、旧型のAirPodsです。
audible
オーディオブックアプリは、定番のAmazon社のaudibleでした。
ちなみに、聞いた本はハラリ氏の『21 Lessons』でした。
ランニング中にオーディオブックを聞いた感想
それでは早速感想です。
1:意外と集中して聴ける
まず、最も肝心の部分ですが、本の内容は頭に入って来るのでしょうか?
結論、本の内容はぐんぐん頭に入ってきました。
なんなら自宅で聞くよりも、ほかに誘惑がない分、集中して聞けました。
風の音や車の音にかき消されて聞こえないんじゃないの?という心配もあるかもしれませんが、
音量を中〜大くらいにすれば、走りながらでも十分に音が聞き取れます。
しかも、私が読んでいた本はやや学術的で、しかも海外作品の翻訳だったので、けっこう集中力が必要なはずなんですが、
かつてないほど理解できました。
2:外界の音をシャットアウトするので、車は怖い
オーディオブックのデメリットは何?という点ですが、
これは音楽と同じなのですが、周りの音をシャットアウトする分、
車やバイク、自転車の物音が聞こえづらくなり、事故のリスクは若干上がるかなと思います。
私が東京在住で、曲がり角の多い街中のコースを走ったため、そう感じたのかもしれません。
広くてまっすぐな道を走る場合は、この点に関しては心配ないと思います。
3:充電の減りには注意
今回のランニング時間は35分ほどでしたが、AirPodsの充電がなくなりかけました。
AirPodsは公式情報では「最大5時間の再生、または3時間の連続通話が可能」とあるのですが、かなり早めに充電が減りました。
そもそも、私のAirpodsの経年劣化が大きな要因となっているのですが、
同時に、音楽でもそうなのですが、Apple WatchとAirPodsをペアリングして使うと、通常よりも充電の減りが早くなる傾向があります。
ただ、スマホと通常のケーブルのイヤホンで使う方は、この点は関係ないですね。
オーディオブック界の双璧
オーディオブックの使用をご検討の方向けに、主なオーディオブックサービスをご紹介します。
日本では、以下の2つのサービスが主流となっています。
どちらのサービスも、無料体験を実施していますので、興味のある方はぜひ試してみてはいかがでしょうか?
audiobook.jp
メリット
- 日本発のサービスなだけあり、日本語コンテンツのラインナップが充実。作品数は2万3000冊。
- 月額750円で聴き放題のプランがあり(対象外作品あり)、audibleより安価。
- 料金プランが豊富(月額300~30,000円まで)
デメリット
- サブスク型のため、解約後には一切聞けない。
- Apple Watch用のアプリがなく、Apple Watchには不向き。
audible(オーディブル)
メリット
- 買い切り型のため、解約後も購入した本を聴くことができる。
- 杏や高良健吾などの豪華ナレーター陣
- Apple Watchアプリもあり、Apple Watchでも簡単に聴ける。
- 全体的に画面が見やすく、気持ちよく操作できる。
デメリット
- 月額1500円とやや高め。ただ毎月1コインが付与され、そのコインで好きな作品を購入することができる。
最近はApple Booksなどもオーディオブックを始めたようですが、作品数がまだまだ少なく、上の2つには及びません。
まとめ
オーディオブックを聴きながら走るのは本当におすすめですので、皆さんも試してみてくださいね。
聞いていた『21 Lessons』でハラリ氏は
AIの登場により、かつてないほど変化の激しい時代がやってくる。私たちは、時代の変化に合わせて、自分自身を何度も仕立て直さなければならない。
的なことを述べていました。
そう、自己変革を繰り返さないと、仕事がなくなり、辛い思いをする時代がやってきます。
ランニング中に空いている耳で、オーディオブックから新しい情報をインプットして、刺激を受けて、自分磨きを続けていきましょう。
最後、ちょっとカッコつけたことを言ってすみません笑