就活に失敗したらアルバイトで会社に飛び込もう【面接が苦手な人向け】

こんにちは、じゅんです。

現在はWebマーケティングの知識を活かして、フリーランスとして活動しています。

具体的には、Web広告運用、アクセス解析、ライティングあたりが専門です。収入は、会社員時代から引き継いだ仕事と、クラウドソーシングの仕事で月35万円くらい。

今はひとりで生きていく力を付けた私ですが、4年前の大学院生時代に就活に失敗しました。コミュ障なので、面接が超苦手だったんです。

そんな私だからこそ、いま就活で悩んでいる人に向けて、「必ずしも正社員にならなくてもいい。アルバイトでもいい」という“非正規ルートのすすめ”をしたいと思います。

就活に失敗したらアルバイトをするべき理由

理由は次の3つです。

理由①:就職のハードルが低い
理由②:正社員登用のチャンスがある
理由③:面接弱者も現場なら輝ける

理由①:就職のハードルが低い

人気の企業や職種だと、新卒採用での入社は超難関です。多くの人は、「数打ちゃ当たる」方式で、業界全部の企業にエントリーして、内定できたらラッキーという感じだと思います。そう、つまりは運ゲーです。

私は新聞記者を目指していたのですが、やっぱりマスコミ業界の倍率はエグかったです。

一方、アルバイトや契約社員など非正規ルートはどうでしょう?

たとえば私は、livedoor newsの編集職をアルバイトでやっていました。担当は、記事の企画から原稿チェック、ライティングまでです。

大手メディアの編集ですから、ある程度憧れるひとも多いでしょう。

とはいえ、アルバイトなので採用面接は簡単で、20分くらいの面接1回で即採用されました。未経験でも問題ありませんでした。

みなさんにオススメしたいので、ハードルの低いアルバイトから憧れの職種に入ることです。そこで実績を積めば、憧れの職種でステップアップしていくチャンスがあります。

ぜひ、「新聞記者 契約社員」「コピーライター アルバイト」のように、憧れの職種+契約社員orアルバイトで検索してみてください。多分いっぱいヒットします。

理由②:正社員登用のチャンスがある

アルバイトの求人を見ると「正社員登用あり」と書かれたものがあります。

非正規雇用の問題があり、国からのプレッシャーもあるのでそう書いている企業もあるでしょうが、実際にアルバイトから正社員になることは可能です。

私の場合も、広告制作会社にアルバイトで入りました。しかも、院卒でアルバイトです。親は友達には、さも社員のように伝えていました。

それでも、1年で契約社員になり、2年で正社員になりました。正直、雇用形態が変わったからと言って、給料が跳ね上がるわけではありません。実際は称号に過ぎません。

ただ、自分の履歴書のことや親からの視線を考えると、正社員になることは意味があります。正社員だとボーナスや退職金で有利になる会社もあるでしょう。

正社員を目指すとしても、アルバイトや契約社員というルートは大いにありです。

理由③:面接弱者も現場なら輝ける

私は人の目を見て話せないようなコミュ障です。自己アピールやエピソードトークも得意ではありません。なので、当然面接は全く通りません。

それが、スキルよりも人間力重視の新卒採用の面接ならなおさらです。(スキルがある今なら、中途採用で内定をもらうことは難しくありません)

では、面接がダメだから実際の仕事も出来ないのでしょうか? コミュ障はリーダーシップを取れないのでしょうか? 私は必ずしもそうは思いません。

コミュ障はコミュニケーションが少ない分、タスクの処理に集中でき、仕事が早くなることがあります。自己主張が少ない分、部下の主体性を引き出すこともできます。

面接が苦手でも、職場では貴重な戦力になれます

つまり、アルバイトや契約社員で入社してしまえば、働く中で自身の価値を証明でき、最終的には正社員のオファーをされることになるでしょう。インターンシップのように無償でも職場に潜り込んでしまうのもありです。

まとめ

私自身、アルバイトで広告制作会社に入り、正社員になり、そこでスキルを貯めて27歳でフリーランスになりました。

就活で失敗したなら、非正規ルートからでも、自分のやりたい仕事に近づいてみましょう。きっと反骨精神で、正規ルートの同期にも負けないと思いますよ。

最後に、音楽プロデューサー四角大輔さんのコメントをご紹介します。非正規ルートに進む勇気が湧いてきます。

当時ぼくが目標としてたプロデューサーが4人いたけど、全員「非正規ルート」出身だった。そのうちの一人はビデオテープなどのダビングばかりを一日中するという末端雑務のバイト出身だった。そんな昔に比べても、今は非正規ルートが認められやすい時代になってきたのに、未だに「正規ルートしかない」と思い込んでいる若い人が多いよね。

レコード会社、テレビ局、広告代理店の仕事にも正規ルート以外の道ってある。バイト探しの段階から、その非正規ルートという抜け道がどこかにないかという視点を持ってみることが大事だと思う。

https://4dsk.co/article/media-dialogue/5886/