今、トレラン界で人気となっているHOKA ONE ONE。
私もトレンドに乗って履いてみたいと思い、HOKA ONE ONE CHALLENGER ATR4を購入しました。今回は履き心地やサイズ感などをレビューをします。
結論から言うと、30キロのトレイルレースで履いたところ、つま先から出血しました。私には合わなかったようです。
重さ:約254g/27cm
ソールスペック:オフセット5mm/ヒール29mm/フォアフット24mm
①ミッドソールの安定感が半端ない
ナイキの厚底は少し不安定な感じがしますが、ホカの厚底はそれが一切なし。
ミッドソールが台形になっており接地面積が広く、足がぐらつきません。
岩がゴロゴロしているトレイルでもバランスを保って走ることができます。プロネーションが強い人にも合っていると思います。
HOKAの特徴といえば、
・ソールがマシュマロのように柔らかく、安定感がある
・つま先とかかと部分がせり上がったソールが、ローリング運動を促す
の2つが代表的ですが、
チャレンジャーATR4は、その2つの機能を備える「ザ・HOKA」ともいえるシューズです。
②アッパーが固くて薄い。サイズ感は大きめ。
まずはこちらの写真。不快で申し訳ないですが、爪の内側から出血しました。
確かに、ロードでチャレンジャーATR4の試走をしているときから、少しシューズ内で足が動く感覚あり、まめなどのトラブルもありました。
ただ、「せっかく買ったし…」「慣れるから大丈夫」と思いレースに出るとこうなりました。
チャレンジャーATR4は前モデルよりもアッパー素材が薄くなっています。そのためか、足と接するシューズ内が固く、ほんの少し不快感があります。
つま先の出血は、アッパーの薄さ、固さが一因かもしれません。もちろん、私はロードがメインなので、トレイルに不慣れだったことも前提としてありますが。
サイズ感としては、いつものサイズだとつま先にゆとりがあるように感じました。ハーフサイズ下も検討した方がよいでしょう。
③シルエットが流行のダッドシューズ風
HOKAのランニングシューズはスニーカーファンからも絶大な支持を得ています。このチャレンジャーATR4も街履きしている人がたまにいます。
ボリューム感のあるシルエットが今風であり、私も気に入っています。
ただ、この「若草」はちょっと山で履くにはシックすぎたなと思っており、次HOKAを買うときはもう少しビビッドなブルーなどにする予定です。
まとめ
トレラン界でもスニーカー界でも人気急上昇中のHOKAを一度履いてみたかったのですが、いざ履いてみると私にはイマイチ合わなかったようです。
ただ、チャレンジャーATR5という新モデルも今年発売されました。
公式サイトによると、こちらはやや重くなったもののホールド感が増しているそうですので、試してみる価値はありそうです。