2019年4月14日、熊本県のえがお健康スタジアムにて「日本GPシリーズ熊本大会第28回金栗記念選抜陸上中長距離大会2019」が開催されます。
今大会では、東洋大学OBで日本長距離界のトップを走る服部勇馬(トヨタ自動車)、設楽悠太(Honda)、相澤晃(東洋大学)が5000mで同じ組に入り、注目を集めています。
東洋大学のファンにはたまらないですね!
そんな日本GPシリーズ2019熊本大会のテレビ中継やライブ配信、出場選手・注目選手、スケジュールについて調べてみました。
日本GPシリーズ2019熊本大会のテレビ中継・ライブ配信は?
2018大会はテレビ中継はなく、今年もテレビ放送の予定はないようです。
ただし、2018大会ではJAAFのホームページでライブ配信が実施されました。 未公表ですが、今大会でもライブ配信が実施される可能性は高いでしょう。
前年同様、こちらのサイトよりライブ配信を視聴できるとみられます。
http://www.jaaf.or.jp/competition/detail/1340/
※4/12追記
日本陸連公式YouTubeチャンネルでライブ配信があります。
スケジュールは?
4/14
15:25 女 1500m 1組 14:55
15:35 女 1500m 2組 15:05
15:45 男 1500m 1組 15:15
15:55 男 1500m 2組 15:25
16:05 女 5000m 1組 15:35
16:25 女 5000m 2組 15:55
16:45 男 5000m 1組 16:15
17:05 男 5000m 2組 16:35
17:25 男 5000m 3組 16:55
17:45 男 5000m 4組 17:15
18:05 女 5000m 3組 17:35
18:25 男 5000m 5組 17:55
18:45 男 5000m 6組 18:15
ジュニア世代も含めたタイムテーブルはこちら
http://kumariku.com/info/wp-content/uploads/2019/01/kanakurittnew.pdf
出場選手は?
出場選手の一覧はこちらです。
http://kumariku.com/info/wp-content/uploads/2019/01/kanakuristartnew.pdf
注目選手は?
服部勇馬【男子5000m 6組】
所属:トヨタ自動車
生年月日:1993年11月13日(25歳)
出身地:新潟県の旗・新潟県十日町市
身長:176cm
体重:61kg
自己ベスト
5000m:13分36秒76(2015年)
マラソン:2時間07分27秒(2018年)
福岡国際マラソン2018で黒人ランナーを引き離し、14年ぶりの日本勢優勝を果たしました。
記録も歴代8位と見事で、一躍東京オリンピック日本代表の有力候補に挙がっています。
マラソンと駅伝の両立でややレース過多となりながらも、ニューイヤー駅伝で区間賞、都道府県対抗駅伝でも区間2位を獲得しています。
相澤晃【男子5000m 6組】
所属:東洋大学経済学部経済学科
生年月日:1997年7月18日(21歳)
生誕地:福島県の旗・福島県須賀川市
身長:180cm
体重:62kg
自己ベスト
5000m:13分40秒98(2018年)
ハーフマラソン:1時間01分45秒(2019年)
今年の都道府県対抗駅伝では服部勇馬を抑えて見事区間賞を獲得。
塩尻和也と並ぶ学生ナンバーワンの呼び声は高かったですが、
この区間賞により実業団選手とも互角以上に戦えることが証明され、相澤晃最強説が持ち上がっています。
今年3月の日本学生ハーフでも余裕で優勝しており引き続き好調です。
設楽悠太【男子5000m 6組】
所属:Honda
生年月日:1991年12月18日(27歳)
出身地:日本の旗 日本・埼玉県
身長:170cm
体重:48kg
自己ベスト:
5000m : 13分34秒68(2015年)
マラソン:2時間06分11秒(2018年)
ハーフマラソンの日本記録保持者で、フルマラソンでは日本歴代2位の記録を持っています。
しかし、体調不良の影響で東京マラソン2019を辞退するなど、ここ最近はレースで元気な姿を見せられていません。
日本GP熊本では東洋大学の後輩2人と直接対決となりますので、先輩の意地を見せてくれるかもしれません。
山本修二【男子5000m 4組】
所属:旭化成
生年月日:1996年8月17日(22歳)
生誕地:広島県の旗・広島県呉市
身長:173cm
体重:56kg
自己ベスト
5000m:13分56秒49(2017年)
ハーフマラソン:1時間02分56秒(2017年)
こちらも東洋大OBで、日本GP熊本が卒業後初のレースになりそうです。
大学4年時には箱根駅伝で、エースが集う2区で塩尻に次ぐ日本人2位に入りました。
マツダ所属でMGC出場資格を持つ山本憲二は兄です。
最近はSNSでも積極的に発信しており、少しチャラい雰囲気も含め、日本長距離界を面白くしてくれそうな存在感を持っています。
廣中璃梨佳【女子1500m 2組】
所属:日本郵政GP
生年月日:2000年11月24日(18歳)
出身地:長崎県
1500m:4分18秒71
3000m:8分56秒29
都道府県対抗駅伝では、実業団のトップ選手が多くエントリーする1区で、高校生ながらなんと区間賞!
まだ18歳ですが、実力はすでに日本トップクラスと言えます。
紫のキャップがトレードマーク。
長身でダイナミックな走りをすることから、ロシアの世界記録保持者から名前を取って「和製ラドクリフ」と呼ばれています。
見どころは?
最大の見どころは、なんといっても最終6組での服部勇、設楽悠、相澤の直接対決です。
個人的には、「相澤がどれほど強いのか」を測るための重要なレースだと思います。
それ以外の選手も豪華で、中谷雄飛(早稲田・4組)、渡邉奏太(東洋・6組)、阿部弘輝(明治・6組)ら箱根ランナーたちも要チェックです!