7月8~13日、第30回ユニバーシアード競技大会がイタリアのナポリで開催されます。
ユニバーシアードは、2年ごとに開催される大学生アスリートのための世界的祭典。陸上競技からは、男女41名が日本代表としてナポリに派遣されます。
長距離種目では、相澤晃、西山和弥という東洋大学のエースが出場予定。大学駅伝ファンにとっても要チェックの大会といえるでしょう。
今回は、みなさんが気になるであろうライブ配信の有無やスタート時間、出場選手・注目選手についてまとめてみました。
目次
ユニバーシアード(2019/ナポリ)の結果速報
7/09 18:25 3000m障害 予選
→阪口竜平(東海大学)1組1位 8分49秒50 ★決勝進出
7/10 03:50 10000m男子 決勝
→阿部弘輝(明治大学)2位 29分30秒01
→西山和弥(東洋大学)8位 30分10秒65
7/11 19:20 5000m男子 予選1組
→館澤亨次(東海大学)1組1位 14分19秒84 ★決勝進出
7/13 02:00 3000m障害 決勝
→阪口竜平(東海大学) 6位 8分41秒64
7/13 14:20 ハーフマラソン男子 決勝
→相澤 晃(東洋大学)1位 1時間5分15秒
→中村大聖(駒澤大学)2位 1時間5分27秒
→伊藤達彦(東京国際大学) 3位 1時間5分48秒
7/14 02:40 5000m 決勝
→ 館澤亨次(東海大学) 6位 14分16秒63
リザルトの詳細は公式サイトより。
https://results.universiade2019napoli.it/#/athletic
ユニバーシアード(2019/ナポリ)のスタート時間
男子・長距離種目のスタート時間は下記です。
【日本時間】
7/09 18:25 3000m障害 予選
7/10 03:50 10000m男子 決勝
7/11 19:20 5000m男子 予選1組
7/11 19:45 5000m男子 予選2組
7/13 02:00 3000m障害 決勝
7/13 14:20 ハーフマラソン男子 決勝
7/14 02:40 5000m 決勝
>>>全種目のスケジュールはこちら
ユニバーシアード(2019/ナポリ)のライブ配信
FISU(国際大学スポーツ連盟)のサイトにて、ライブ配信があるようです。
会員登録が必要となります。
>>>FISUサイトはこちら
7/8~13
— 月刊陸上競技 (@Getsuriku) 2019年7月8日
ユニバーシアード@ナポリ(イタリア)
動画配信⏬※要無料登録https://t.co/ASe3dfTfNL
公式HP陸上⏬https://t.co/3CSr80hmdt
日本学連HPに直筆の選手紹介⏬https://t.co/JwSlhjmj82
代表選手⏬https://t.co/xvTRMIUEoo
ユニバーシアード(2019/ナポリ)の出場選手
男子・長距離の出場選手一覧
館澤亨次(東海大学):1500m、5000m
阿部弘輝(明治大学):5000m、10000m
西山和弥(東洋大学):10000m
相澤 晃(東洋大学):ハーフマラソン
中村大聖(駒澤大学):ハーフマラソン
伊藤達彦(東国大学):ハーフマラソン
阪口竜平(東海大学):3000m障害
男子・長距離の出場選手プロフィール
館澤亨次(東海大学):1500m、5000m
所属/学年 | 東海大学/4年 |
生年月日 | 1997年5月16日 |
種目 | 男子1500m、5000m |
自己最高記録 | 3分40秒49 (2018年5月20日/ ゴールデングランプリ大阪大会) 13分48秒89 (2016年7月11日/ ホクレンディスタンスチャレンジ第3戦(網走)) |
出身地 | 神奈川 |
出身高校 | 埼玉栄高校(埼玉) |
箱根駅伝2019で優勝した東海大学のキャプテンを務めています。
日本選手権1500mで、2017年、2018年と連覇した、日本トップの選手です。ただし、日本選手権2019ではまさかの9位に沈みました。ユニバーシアードで悔しさを晴らしたいところ。
阿部弘輝(明治大学):5000m、10000m
所属/学年 | 明治大学/4年 |
生年月日 | 1997年11月19日 |
種目 | 男子5000m、10000m |
自己最高記録 | 13分42秒46 (2017年12月3日/ 第261回日本体育大学長距離競技会) 27分56秒45 (2018年11月24日/八王子ロングディスタンス ) |
出身地 | 福島 |
出身高校 | 学法石川高校(福島) |
10000mの自己ベストは驚異の27分台(学生歴代13位)。
2019年6月の全日本大学駅伝 関東地区選考会ではダントツの組1位に輝き、チームのエースとしての役割を果たしました。
西山和弥(東洋大学):10000m
所属/学年 | 東洋大学/3年 |
生年月日 | 1998年11月5日 |
種目 | 男子10000m |
自己最高記録 | 28分35秒72 (2018年6月24日/ 第102回日本陸上競技選手権) |
出身地 | 大阪 |
出身高校 | 東京農業大学第二高校(群馬) |
2018年の日本選手権10000mでは4位に入りました。箱根駅伝でも2018、2019と2年連続で1区区間賞を取っています。
3年になってからは目立った成績は残せていない印象ですが、ユニバーシアードでがんばってほしいです。
相澤晃(東洋大学):ハーフマラソン
所属/学年 | 東洋大学/4年 |
生年月日 | 1997年7月18日 |
種目 | 男子ハーフマラソン |
自己最高記録 | 1時間1分45秒 (2019年3月10日/第22回日本学生ハーフマラソン選手権大会 ) |
出身地 | 福島 |
出身高校 | 学法石川高校(福島) |
2019年の日本選手権では5000mで5位、10000mで4位とともに入賞し、日本長距離界のトップクラスであると証明しました。
箱根駅伝2019では4区で驚異の区間新記録を樹立。
学生ナンバーワンの実力と言われています。
中村大聖(駒澤大学):ハーフマラソン
所属/学年 | 駒澤大学/4年 |
生年月日 | 1998年3月28日 |
種目 | 男子ハーフマラソン |
自己最高記録 | 1時間1分51秒 (2019年3月10日/第22回日本学生ハーフマラソン選手権 ) |
出身地 | 埼玉 |
出身高校 | 埼玉栄高校(埼玉) |
今年5月の関東インカレ10000m 2部では日本人2位に入り、好調です。
伊藤達彦(東国大学):ハーフマラソン
所属/学年 | 東京国際大学/4年 |
生年月日 | 1998年3月23日 |
種目 | 男子ハーフマラソン |
自己最高記録 | 1時間1分52秒 (2019年3月10日/ 第22回日本学生ハーフマラソン選手権) |
出身地 | 静岡 |
出身高校 | 浜松商業高校(静岡) |
今年6月の全日本大学駅伝 関東地区選考会では、エースが集う第4組で日本人3位に入り、東京国際大のトップ通過に貢献しました。
阪口竜平(東海大学):3000m障害
所属/学年 | 東海大学/4年 |
生年月日 | 1997年4月5日 |
種目 | 男子3000mSC |
自己最高記録 | 8分37秒48 (2019年4月21日/ 第67回兵庫リレーカーニバル) |
出身地 | 京都 |
出身高校 | 洛南高校(京都) |
今年6月の日本選手権3000m障害では、あの塩尻和也(富士通)との激戦を制し、優勝しました。
まとめ
ユニバーシアード2017/台北では、ハーフマラソンで片西景( JR東日本)、工藤有生(コニカミノルタ)、鈴木健吾(富士通) が表彰台を独占するなど、日本の長距離選手が大活躍しました。
今年も相澤晃という学生トップ選手が出場するため、金メダルもありえるかもしれません。
大学駅伝のシーズンも近づいてきましたので、ぜひ大学生たちの走りに注目しましょう!